トラブルシューティング

WindowsXPでは明らかに事後対策でしたが、Winodws7では一部予防対策的な機能が実装されています。
特に、「Aeroデスクトップ効果の表示」、「保守タスクを実行する」、「パフォーマンスの問題を確認する」は気がついていない問題を知り得る手段になりますので、一度実行してみるべきです。

下記は、「保守タスクを実行する」を実施した結果です。

下記は、「パフォーマンスの問題を確認する」を実施した結果です。

デスクトップガジェット

デスクトップガジェットとは、パフォーマンスにほとんど影響を与えない軽めのプログラムで、ひとめで情報を把握したり、よく使うツールに簡単にアクセスするために利用します。
デフォルトとはだいぶ変わっていますが、「sidebar(あるいは、「ガジェット」)」をクリックすると、下記のようなウィンドウが表示されます。

オンラインで追加のガジェットを取得」で、各種がジェットが追加できます。

インデックスのオプション

ファイル検索を高速化するためのインデックス設定をGUIで容易に変更できるようにレベルアップされました。
「コントロールパネル」で「インデックスのオプション」をクリックすると、下記のように、現在の設定状況が表示されます。

「変更」をクリックすると、下記のように、場所の変更できるウィンドウが表示されます。

「詳細設定」をクリックすると、下記のように、「詳細オプション」ウィンドウが表示されます。
「インデックスの設定」タブでは、暗号化ファイルのインデックス作成や検索キーワードの処理方法、インデックス再構築指示、インデックスの保管場所指定ができます。

「ファイルの種類」タブでは、新規拡張子の登録、拡張子毎の処理方法の指定ができます。

アクションセンター

ユーザが判断して、解決すべき問題が発生した場合に、その内容と解決を支援する情報を提供する機能です。

セキュリティ、メンテナンスの2項目に分類され、それぞれの内容は下記の通りです。

コントロールパネルに表示されている追加機能

WindowsXPでは「マイコンピュータ」の「プロパティ」等に配置されていたものも含め、Windows7で新規追加、あるいは、レベルアップされ、「コントロールパネル」に表示されている機能は下記の通りです。

  • アクションセンター
  • インデックスのオプション
  • コンピューターの簡単操作センター
  • デスクトップガジェット
  • トラブルシューティング
  • パフォーマンスの情報とツール
  • ホームグループ
  • 位置センサーとその他のセンサー
  • 自動再生
  • 同期センター
  • 保護者による制限

WindowsXPのシェア60%割れ!

Net Applications社の2010年10月時点での調査結果によると、全OSのマーケットシェアにおいて、WindowsXPは58.92%、Windows7は18.33%という値となっており、順調にWindows7は増えているようだ。
WindowsXPが2001年に発表され、10年経とうとしているので、当然の結果なのだろうが、釈然としない。
IT業界に席を持つものとして、Windows7を知っておく必要性は高いとの判断もあり、Windows7マシンを購入したが、Windows7にしてよかった!と断言できるものはまだないし、デバイスインストールに時間がかかる!既にドライバがインストールされているはずのものでも再インストールすることがある!といった不具合は見受けられる。(この手の不具合はそのうち解消されるのであろうが・・・)
Windows7が悪い製品でないが、WindowsXPがそれなりに完成度高かったので、必要性自体が感じられない。
また、要求するハードウェアスペックを考慮するとOSだけを置き換えるのは現実的ではないような気がするし、壊れた等により置き換えていくにしても、いろいろ支障が出る気もする。
筆者は、Windows7の伸びがこのまま順調に増大しては行かないような気はするが・・・